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2015年4月26日 (日)

最期の治療

4月5日 夜中と朝方に下痢、これはいつものことだし、お腹が空っぽになってしまうと
「なんかください」と食べたがる仕草を見せるので、まずは病院おすすめフードを一粒差し出す。「これじゃない」と鼻を背ける。昨日は食べたチーズはいかが?と差し出すとふんふんと匂いは嗅ぐけどもどうもちがう・・・犬用ソーセージを差し出すと、パックと食いつく。そのころにはルパンも起きてきてアポロの却下した食料を引き受ける。ルパン太ったよね・・・

午前中に2回の流動食を与え、11時頃病院へ、 この日は午前中に下痢うんちが出ていなかったので、なんと病院の待合室で下痢爆弾炸裂。幸い他の患者さんがいなかったので待合室でI先生と下痢うんちの片付けをしながら現物を観察。「固形物を食べると少し固まるけどひどい下痢」というのを検分してもらう。(ソーセージと砂肝ジャーキーだったら食べた日)

午後も2回ほど下痢うんちをして、夜はすこしだけ好きなボール遊びも・・・
走らせないようにゆっくりとアポロを遊ばせます。大好きなボールに目を輝かせて、ボールをゲットすると人が変わったかのように力も出します。

が、この日あたりから水を飲む量が減っていたり、少し変化していたように思います。
4月5日の体重 3.5㎏

4月6日 それなりに体調が安定していたので、別種類の抗がん剤を翌日投与するとの説明
首からのチューブは包帯がずれてしまうので毎回交換してもらう。
下痢の回数が増えておしっこが出にくい様子、先生からは繊維質は取らせるようにしてもいいけど、さつまいもは甘いのでNG。おしっこがぽたぽたとキレが悪い(出にくい)のでトイレシートを切ったものを巻く。
ソーセージは少し食べたが他は全く食べない、なんだか元気も無い。
体重 3.4㎏

4月7日 半日入院しての抗がん剤投与 病院でも2回の下痢をしたので、下痢止めの薬を追加、病院では毎日時間ごとの薬を小分けに分けてくれるので、指定された薬をしていされた時間に注入する。薬の内容はその日の様子で細かく変化していた。ササミジャーキーを少し食べるが夜中に嘔吐する。いままで嘔吐は無かったのに

4月8日 夜中下痢、朝方嘔吐、今まで嘔吐はしなかったので心配が増す。
朝7時の流動食も途中で吐く。薬が入っているのでなんとか体にいれたくて、一回の量を途中中断して時間を開けて注入する。が、11時にはまた吐いてしまう。

病院で診察、脱水しているので、点滴を入れ、予定していた抗がん剤の投薬は中止になる。
午後から夜にかけてずっと眠る(膝の上) 吐き気は止まったようだが疲れ切った様子。
体重が激減3.0㎏

4月9日 木曜日で病院は休診のところ先生も気にして診察を受ける。
吐き気止め、下痢止めを点滴。午後はおしっこをしたくてトイレへ頻繁に行く(連れていく)が出る様子がない。落ち着かない様子で嘔吐と下痢を繰り返す。
流動食も一度にはいっていかず、半量くらいを2回に分けていれる。
くーくーとか細い声で鳴く。腰が抜けたように後ろ足が立たなくなる。
膝に乗りたがるけれどゆっくりと寝かせたいので畳んだ布団を横に置いて寝かせる、300円ショップで買った首枕がちょうどいい具合。
体重3.1㎏

4月10日 夜中、朝方の下痢はいつもどうり、流動食も注入していつもどうり病院へ、
尿検査の結果 尿道に石が溜って排尿が不便になっているとのこと、これは肝機能が落ちている為で石というよりは結晶だそうだ。尿道洗浄してもらい、フードも変更する。

午後 おしっこが普通に出た、フードを変えたせいか下痢うんちの内容が変わった
やはり元気が無く、クークーと切ない声で鳴く、用があるとき(トイレに行きたいとか水が飲みたいとか)はヴーヴーとちょっと強く鳴いて訴えるので理解できる。

アポロの苦しげな様子を見て私もちょっと挫けてしまい、先生にアポロにとって一番いいのはどんな治療かと尋ねてみた。先生曰く「飼い主の決めた事がその子にとっての一番良い治療ですよ」と答えられ尤もなことだなあとも思う、

Dsc00021jpg1 男の子用のおしっこベルト 病院でつけてもらったら具合が                   良かったので通販で送料無料にする為 大量買い。3個し                   か使わなかった・・・(5パックも買ったのに)

頭の中では判っていたはずなのだ、遅かれ早かれアポロとの別れがずっと近づいてきていること、でも もう一度元気になって欲しいと思ったのは私のエゴだろうか?治療をしなかったらもっと早く今の状態になっていたのか?そんなふうに心が折れたのがアポロにも伝わってしまったのか?  後になってとても悔やまれる。

その日 アポロと会話した。「アポロー、アポロがいなくなったら かあちゃんはとても悲しいよ、寂しいよ、いなくなったら嫌だよ」 部屋にはアポロとルパンしかいないので、声に出してアポロに訴えた。
アポロも私の目をずっとみていた、声が聞こえたような気がした、「だいじょうぶ、僕は帰ってくるから」 アポロが話をするはずはないのに、聞こえたような気がするにしてははっきりと聞こえた。

目を閉じて眠っていくアポロを見ながら思った。
アポロは私よりも先に逝ってしまう、それが遠い将来であって欲しかったけれど、たぶん近い将来になってしまったんだなあ、、、、、と。
でも、アポロは帰って来ると言った(ような気がした) 私にはそれが、アポロの後もどこかの犬の世話をしなさいよ と、言われたような気持ちになった。

今 思い返すと泣けてくるけど、その時は泣くこともなく 頭ははっきりとしていたと思う。
それで「そうか、そうか、だから私は犬をいつも飼っていたんだなあ」と妙に覚めた気持ちで思った。
アポロが私のペットロスを最小限に抑える言葉をくれたのだと思う。



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コメント

ハコさん アポロくん

よく頑張ったね。 アポロくんの言葉、ハコさんの思い違いじゃないよ。
かぁちゃん大好きっ仔のアポロくんが、しっかり伝えたんだよ きっと。
ワンコ達は、いつもパパやママに何かを言ってると思うの。
それが、ハコさんとアポロくんの絆の強さできっとハッキリ聞こえたんだね。
アポロくんが言ったとぉり、必ず帰ってくるよ^^
どんな風に帰って来るんだろう?  私も、楽しみに待ってる。


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